人事評価導入支援コンサルティング
導入から集計、そして、分析までの一連の作業をサポートしています。
今後の病院運営において必要な「人事評価の導入」支援を行います。
医療機関においても人事評価の必要性が認識され始めています。一般企業と違い、専門職の集まりである医療機関の人事評価は注意が必要です。
導入から集計・評価・資料作成まで、医療機関にあった人事評価を導入するための支援を行います。
人事評価制度について
Ⅰ.人事評価制度
- 人事評価の背景
- 業務の効率化を図るために、職員の客観的な評価を行う必要性がある。
- 医療機関そのものが「医療人」として期待する人物像についての客観的尺度を明確にする必要がある。
- 人事評価の目的と効果
- 人材の活用
- 能力や適性を評価して、昇格・昇給・異動等組織上の活用を行う。
- 過去の慣習(勤続年数ほか)にとらわれない人材の活用を目指す。
- 公正な処遇
- 努力の程度や成績等を評価して、昇格・昇給等を公正に決定する。
- 業務を通じて組織の発展に寄与している者を明らかにする。
- 能力の開発
- 仕事ぶりを観察して、職員の長所や短所をつかみ、不足している部分の能力開発に役立てる。
- 医療機関が求める理想の「医療人」の姿を明示することが出来る。
- 人材の活用
Ⅱ.評価の具体的な方法
- 人事評価の順序
- 自己評価→第1次評価→第2次評価→最終評価
- 自己評価
- 自分自身を見つめ直し自己啓発を促すために、自己評価を実施する。
- 評価者の評定
- 第1次評価
- 自己評価を参照し、5または7段階評価を実施する。
- 第2次評価
- 自己評価及び第1次評価の結果を参照し、評価を実施する。
- 最終評価
- 第1次評価及び第2次評価の結果を基に決定する。
- 第1次評価
- 評価項目とウエイト
- 病院にとって重要度と期待度に基づき、評価項目毎のウエイトを定める。
- Aで定められているウエイトに、評価点数を乗じたものを評価点(評点)とする。
- 評価点の合計で、5段階のランク分けを行い、総合評価を行う。
Ⅲ.人事評価導入における留意事項
- 評価項目毎に、評価尺度を作成する。
- 公平・公正な立場で評価対象者を観察し、客観的な評価を行うための評価者教育を行う。
- 予め職員全員に人事評価の意義を周知させておく。
- 評価の時期については、予定を考慮し決定する(給与・賞与に反映させる場合など)。
Ⅳ.人事評価サンプル